大田中塗装店の撥水外壁塗料
東北より愛をこめて 撥水コート美輝(みき)

撥水コート美輝  誕生秘話

きっかけは秋田の雪おろし

妻・美公(みき)の実家である角館は、毎年雪が多く、家族で正月休みに遊び行った際には駐車場の雪寄せや、屋根の雪下ろしの手伝いをしてきます。
近頃ではお爺ちゃんが高齢となり、屋根に上って雪を下ろす事が負担になってきました。屋根がシリコン樹脂系の途料で塗装されていたなら塗装した年には雪の滑りも良く、屋根の上の雪下ろし回数が減りますが、効果が1年しかもたず、毎年塗装するには費用が掛かるのが難点です。職業柄、この問題を解決できる塗料は無いか?と、屋根の雪を見る度に考えていました。

岩手県工業技術センターとの共同開発。
そして、性能と価格への挑戦が始まる

完成した撥水コート美輝3年前程前(2009年頃)。屋根塗料にワックス添加剤を混入した塗料があると聞き、岩手県工業技術センターに相談してみました。テスト結果を見ましたが、残念ながら思わしくなく、その時は諦めましたが「シリコン系の樹脂で外壁に塗布出来る様な物がある」とも伺いました。そこで岩手県工業技術センターにお願いし、外壁用のシリコン樹脂撥水材のテストを開始します。
まずは、千厩の会社で板を100枚程並べ、8種類程塗装した後、工業技術センターに持ち込みます。促進耐候性試験・寒熱サイクル試験・色差測定・接触角試験など、約1カ月程かけてマシンに入れてテストします。
次はテストで合格した物だけで撥水材を塗布してテストを繰り返しました。途中では良い物が出来上がったのに価格の面で高くなったり、改良された物が性能を発揮しなかったりと、新製品の開発は難航を極めました。

佐々木謙一
株式会社大田中塗装店 代表取締役 佐々木謙一 高3の夏。地元の橋梁工事を請け負った父の手伝いをきっかけに2代目になる事を決意。良心に恥じない仕事かどうか、を大切に「わっぱがな仕事」は絶対やらないと決めています。

完成した新商品・撥水コート美輝(みき)
感謝の思いを込めてお届けしたい

2011年3月11日。東日本大震災が起こりました。陸前高田の私の自宅は津波で流され、妻は今も行方不明のまま。残された私は息子と共に生きていく事で精一杯でした。
そんな中、岩手工業技術センターと斎藤塗料株式会社のご協力により、とうとう外壁途料では始めての撥水コートが完成したのです。
妻・美公(みき)もこの塗料の完成を待ちわび、皆さんの役に立てる事を楽しみにしておりました。そんな妻の気持ちを汲んで、新商品は「撥水コート・美輝(みき)」と命名しました。震災をきっかけに入社した小野寺俊太君と共に、この商品でたくさんのお宅の外壁を美しく輝かせていければ、妻も空から喜んでくれるのではないかと思っています。